衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第12巻より
2020年(令和2年)4月19日 ベストグループ道央・道南一日研修 ②
私は父にとても感謝しているのです。だから、父が病気になった時は、泣いたものです。神様は、本当に良い父と生みの母、育ての母を、私に与えて下さいました。
だから、私の考え方は、貧乏な物の考え方をしないのです。言い訳はしません。「できない」と言ったこともありません。親のせい、人のせいにしたこともありません。
社会のせいにしたこともありません。「やってみないと分からない」という、人格にならせていただきました。それは、父のお陰と育ての母のお陰と、きっと生みの母のお陰もあるのだろうと思います。
貧しい家庭の中でも、父は高校の入学金を出してくれました。私の学生時代は、当時大学へ進学する学生は、僅かでした。私は高校を就職コースで卒業して就職し、ある薬品会社に二カ月だけ勤めました。
しかし、「社会の役に立つには、学問も必要だ。大学に行きたい」と思い、親への相談なしに、たった二カ月で会社を辞めました。出世するために大学へ行こうと思ったのではなかったのです。
※内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。